2005-01-01から1年間の記事一覧

farewell to 2005

明日から実家に寄生虫、いや帰省中。 ガキの世話は「老人力」をレバレッジして、とにかくぶっとい本を持ってってギシギシと読むつもりである。 不穏当だ? 俺だってじきに「老人力」なんだよ。 持ってく本は今晩決める。 鼻血が出そうなやつにするつもりであ…

本買い過ぎて積ん読と読みかけがどれだかわからなくなってしもうた

とりあえず今読んでるのは、ペーター・ハントケ『反復』(同学社) 柴田宵曲『随筆集 団扇の画』(岩波文庫)は、渋かった・・・ 木村元彦『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(集英社新書)は、勉強にはなったが良くも悪くもルポ。やっぱりちゃ…

オラはjindongじゃなくてK.T.だお!

全国民が買わねばならない 全国民が買わねばならない 全国民が買わねばならない 全国民が買わねばならない

2005年に読んだ本のベスト

先月から今月にかけて大漁だったので、ちょっとセレクトに困ったです。 ちなみに去年のベスト2〜5はここでベスト1はここ。実を言うと、去年のベスト1は今年と比べてもベスト1なんだな。これを抜くのは相当難しい。で、今年は純粋に「見ず知らずの他人に…

息子のサッカー

イマどきの小6のとある週末。 死ぬほど寒かった先週の日曜、朝8時集合。 某市での大会で、3試合をこなす。移動だけで40分。 彼は中盤の底でフル出場。最終戦は、0-2から3点とって逆転勝ち(彼は3点目をアシスト)。柏もちょっとは見習え(ry ちなみに小学生高…

「バクチでケツ割るヤツは最低やど」(テツ)

(コテツ)そやから、問題は日本の試合の順番やない。ブラジルとクロアチアが初戦でぶつかるいうことやろ。 ブラジルは、最初から飛ばしたりせえへん。1勝2分(勝ち点5)で計算して、クロアチア戦はドローでええくらいに思とるんやないか。 クロアチアもお…

谷沢永一

紙つぶて―自作自注最終版作者: 谷沢永一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (49件) を見る前半50Pくらい読んだところで分かった。降参。なんで皆がこれ読めと言ってるか分かりました。…

吉田司、久々の新刊だったのだが・・・

王道楽土の戦争 戦前・戦中篇 (NHKブックス)作者: 吉田司出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (24件) を見る一読した感想。戦線広げすぎとちゃう? プリコラージュってレヴィ=ストロース…

木村元彦『オシムの言葉』

オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2005/12/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 90回この商品を含むブログ (395件) を見る読了。八百屋で買い物するオシムと通訳の写真はち…

「グルーヴァーズ祭り」「じゃりン子祭り」

今や日本を代表する音楽学者であらせられるマスダ兄(いや、稲葉大人に倣って"増田大人"とお呼びすべきか)から、 グルーヴァーズが存続するためなら何やっても許されます。今日も国会でそうゆってました との力強いお言葉を賜り、いよいよグルーヴァーズ新…

老師からの一言

田島先生の、ロナウジーニョ+丸山眞男+ギリシャ古典の超絶高難度合わせ技 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! なにやら突然、無関係な話に迷い込んだように見えるかもしれないが、私にとって、サッカーも政治も同じである。いや厳密には少し違う。すべては政治であり、サ…

その他まとめて

オモロかった 伊藤剛『デヅカ・イズ・デッド』(NTT出版) 高根正昭『創造の方法学』(講談社現代新書) 竹内洋『丸山眞男の時代』(中公新書) 仕掛かり中 大澤真幸『戦後の思想空間』(ちくま新書): ほとんど柄谷のエピゴーネンにしか見えんのは俺の目が…

キタ

王道楽土の戦争 戦前・戦中篇 (NHKブックス)作者: 吉田司出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (24件) を見る王道楽土の戦争 戦後60年篇 (NHKブックス)作者: 吉田司出版社/メーカー: 日本放…

グルーヴァーズ祭り、いちいち書き込まないけど引き続き進行中

こんなに力入ったのは『神聖喜劇』文庫版が出たとき以来じゃないだろうか。 いや、知らん奴は是非買えなどと強引なことは申しませんが。 12月になったら、お財布にちょこっとご相談されてはいかがかと。

萌えるサポ

サポティスタブログの補足。 「萌え」よりも「アイロニーとベタ」というタームで語るほうが生産的だと思います。「萌え」は、人間の欲望のリアルと"脳内"の無分別を的確に表していてそれなりにアクチュアルだとは思うが。マジ(ベタ)で惚れても惚れる己って…

祝 全9巻完成

新装版 昭和史発掘 (9) (文春文庫)作者: 松本清張出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/11/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る後半の2.26事件がらみは長すぎて、付いていくのが大変でした。

例のBBCの映像で検証するのか?

トルコvsスイス 2nd leg、NHKのBSで見ることが出来ました。 試合前の国歌斉唱。スイス国歌のときは本当にブーイングしか聞こえない。中継のアナウンサーの声さえ消える。凄まじい敵意。 やたらのテンション高いトルコの選手。選手交代で下がるスイス選手の後…

最近読んだ本

ラッセルのパラドクス―世界を読み換える哲学 (岩波新書 新赤版 (975))作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/10/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (51件) を見る おもろかった。時間あったらラッセル読も。 日…

某都知事がやんごとなき披露宴でのスピーチでベルクソンを引用 ↓ 「ベルクソンマンセー。元気のない経済もエランビタール!」とウヨがはしゃぐ ↓ 某都知事は実は裏で岩波と握っていて ↓ 来週、『創造的進化』が文庫で重版かかります 一番上と一番下だけ本当。

抑圧する老師の不在

pata氏の11/13-16の日記を読まれたし。長文だが、ちょっとでもサッカー知ってたら必読。 本章の見出しだが、クラマー御大が抑圧してると言いたいんではないのよ。組織のトップは重石がないだけに強い自制心が必要ですが、仮に組織の中にいなくても、絶えず視…

「サッカーは人生そのものだ。人生からは逃げられない。」(イビチャ・オシム)

先週土曜日に行われたナビスコ杯決勝。DONDOKODON平畠によればあの試合は「演歌」だったそうだ。なんとなく分かるその雰囲気の中心は、やはりオシム監督。 毎年代表クラスをごそっと引き抜かれ、 それでも今年はとうとう初タイトル奪取し、 プレースタイルは…

グルーヴァーズ祭り続行中

MODERN BOOGIE SYNDICATEアーティスト: THE GROOVERS出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2005/12/07メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る (おばあ)これだすわ (花井)ほう、これか、テツの頭をさらにおかしくした元凶…

ラランランランランランランランラ乱気流girrrrrrl

(テツ)ちょ、ちょっと待ってくれチエ。ワシ、瞳孔が開くやないか。 (ヨシ江)ここ(11月8日付)でも同じこと言うてはるお人がおりますわ。まあ、予約してへん人は来月まで待つしかおまへんやろなあ。 (花井)なんや、まだ聞いてへんのか。そんなことして…

本日の名言

私は人生を原則を通してやってきた。そうすると教条主義も出てくるが、本当の原則はそれをも撃つことができるんですよ(金石範)

The Grooversの4年ぶり2年ぶりの新譜が届いた

12/7発売予定の"Modern Boogie Syndicate"、さっそく聞く。ちょっとこれはすごい。 中年オジの凍りついた顔に痙攣を起こさせるくらいすごい。

井上鋭夫『山の民・川の民―日本中世の生活と信仰』を読んでいたら、藤木久志氏と田中圭一氏は井上氏の兄弟弟子だったそうである。知らんかった。 これから東浩紀と大塚英志と本田透と反社会学と柄谷行人の新刊がぞろぞろと出ます。ミーハー。 うっとこのムス…

週一更新が定常化

うちの街では、図書館のネット予約システムが今月から始まった。区と中央の各図書館の蔵書がオンライン検索できて6冊まで予約可能。1週間取り置きしておいてくれる。大変便利。特に古い and/or 高い本は、買う金と入手の手間の2大リスクが一度になくなった…

キター

限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学作者: 宮台真司,北田暁大出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2005/10/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 82回この商品を含むブログ (128件) を見る他の本は全く読まずにひたすら読んだ。鉄板で今年のベスト5…

最近読んだ本

井上荒野『ひどい感じ』(講談社文庫) 藤木久志『天下統一と朝鮮侵略−織田・豊臣政権の実像』(講談社学術文庫) 杉田敦『デモクラシーの論じ方』(ちくま新書) 小林英夫『満鉄調査部−「元祖シンクタンク」の誕生と崩壊』(平凡社新書)で、ヒットなのはこ…

なんとなく最近読みくさった本ども

加藤徹『西太后』(最近fuckin'な中公新書) 数土直紀『自由という服従』(光文社新書) カー『ロシア革命―レーニンからスターリンへ、1917‐1929年』(岩波現代文庫) 内田樹『街場のアメリカ論』(NTT出版) 1はいちびり。2は中高生向けに書き直してくれ…