尾崎一雄は気候の過ごしにくい時期になると「冬眠」したそうである。冬眠しながら、庭の蛙だの虫だの草木だのを眺めながらしょーもないことを考えて文章にして食っていたわけだ。
冬眠最高!

以下は独り言。

  • 不肖私も仕事で壊れて2ヶ月ほど「冬眠」した経験があります。まじめで几帳面なタイプ(自分で言うのもナンだが)はCPUがフリーズしないように、アンテナ感度を落とすなり可動メモリ領域を削るなりしたほうがいいと思うようになりました。現在の私がそうかもしれない。
  • あと、歳食うと短気になった。自分で我慢しちゃう性格が削れてきて地肌が出てきてる気がする。まあ、これもアンテナ感度を落として適当に流す(つまり相手にあまり気を使わない)ようにしている。

以前付けてたブログのタイトルそのまま、実はこの歳でようやく「人生握ッテ回セ」るようになったかと。

前回の日記の続きをちょっとだけ。

  • 大西洋の向こう側の某国の某林檎板を巡る某業界の諸事情を見ておりますと(某ばっかりや)、ユーザーも美味しいようにうま〜くやってる連中がいて浦山氏杉。日本ではガラパゴス化たらいう言葉が巷にはびこっておりますが、一番モノを考えてこなかった一番上流の連中のこと(某コンテンツのことを言っております)をなぜ誰も言わん? 携帯であーだこーだするのに月4千円も払うオサイフゆるゆるな我々日本国民からすると、海の向こうを見るにつけあまりに歯痒い状況である。スリングボックスも買えんのだぞこの国は!
  • 以前にホリエモンがこの業界を買おうとした時はいろいろ揶揄されました。私も個人的には斜め下な視線で見てましたが、今にして思えばあの時もうちょっと連中も"学習"しときゃこんなことにはならなかったんじゃないかと。海の向こうで知恵をつけているレンタルビデオ屋さんとかネット+電話屋さんとかが、そのうち何かやるだろうけど。
  • いうときますけど「あいほん」はすぐ飽きました。あんなんで革命的とか言ってる連中はどうかしてる。林檎板もまーそのうち飽きるじゃろ。ハコは所詮ハコ。あいほんや林檎板がいいのは、その上でいろいろ踊れる余地を、ユーザーにではなくサービス業者に与えているからであって、上で踊ってくれる魅力的な業者が出てきてこそ「魅力的なハコ」と言えるのでございます。

先日三浦海岸一周139Kmを自転車で敢行。右膝を痛めました。でも懲りずにまたやる。自転車乗っているおかげでここんとこツール・ド・フランスどっぷりでした。