『狂熱〜』のティフォージの描写は、吉田司『下下戦記』の水俣の若衆宿の描写を思い出させる。善悪の彼岸です。どこを切っても「ワタシ」の輪切りで読書感想文しか書けない某沢木あたりは、ベローナのティフォージで1年間揉んでもらえ。そいでもってルポ書いてみろ。自分が立っているのが安全地帯だと信じてものを書く無様さを味わえ。