職人さんの言葉

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

ここに出てくる宮大工の小川さんという人は、数年前にニュースステーションで見たことがある。TVで見た時にdeja vu感に襲われたのは、20代の頃に訪問したいろいろな工場で見かけた「現場の人」共通の匂いを持っていたからで、最近では内田樹氏言うところの「師」の人と言えばよろしいか。
単行本で読んで、文庫化されて再読、今回の合本で再々読。俺は上のような感覚を前提に読んでるから、知らん人が読むと年寄りの説教にしか聞こえないかもしれない。実はすごい難しいことを言ってるんだけど。