revised 江戸時代史

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

おもろかった。

  • 刀狩りは、従来言われていた「権力による民衆からの武器簒奪」ではないこと。江戸時代でも刀や鉄砲は普通に所持されていたこと。
  • 「莚旗に鍬や鋤を担いで百姓一揆」のイメージは、むしろ民衆と権力双方が「兵器の使用を相互自制」した結果であること。

なんだそうです。本書は、最近の学界の論稿から、従来の「刀狩り」や「百姓一揆」のイメージが一新される上記の流れを要領よくまとめた本。