2005-08-25 最近の岩波新書 本 小倉芳彦『古代中国を読む』(絶版) 古き良き時代の大センセイが、自身の学生時代のノートをめくりつつ書いたエッセイ。今だったら"ありえない"。 興梠一郎『中国激流 13億のゆくえ』 大変な国だっつうことなんだが、ディテールの事実ばっかで「比較感」が出せてないのが×。こういうのはちょっと工夫すりゃ(時間軸とか同じメトリクスで日本のデータ出すとか)絶対面白いと思うが。 山室信一『日露戦争の世紀―連鎖の視点から見る日本と世界』 ワタクシ的には「うーん・・・」でございました 林博史『BC級戦犯裁判』 "横丁"の戦争犯罪。靖国どうたらよりも「近所のオヤジ」の過去を振り返れ。勉強になりました。 渓内謙『現代史を学ぶ』 最敬礼!! 水野稔『黄表紙・洒落本の世界』 江戸時代の同人誌の話なんですが、これ読んでた江戸のヲタどもはある意味今のヲタより宇宙人。