最近の岩波新書

小倉芳彦『古代中国を読む』(絶版)

  • 古き良き時代の大センセイが、自身の学生時代のノートをめくりつつ書いたエッセイ。今だったら"ありえない"。

興梠一郎『中国激流 13億のゆくえ』

  • 大変な国だっつうことなんだが、ディテールの事実ばっかで「比較感」が出せてないのが×。こういうのはちょっと工夫すりゃ(時間軸とか同じメトリクスで日本のデータ出すとか)絶対面白いと思うが。

山室信一日露戦争の世紀―連鎖の視点から見る日本と世界』

  • ワタクシ的には「うーん・・・」でございました

林博史『BC級戦犯裁判』

  • "横丁"の戦争犯罪靖国どうたらよりも「近所のオヤジ」の過去を振り返れ。勉強になりました。

渓内謙『現代史を学ぶ』

  • 最敬礼!!

水野稔『黄表紙・洒落本の世界』

  • 江戸時代の同人誌の話なんですが、これ読んでた江戸のヲタどもはある意味今のヲタより宇宙人。