最近読んだ本
ラッセルのパラドクス―世界を読み換える哲学 (岩波新書 新赤版 (975))
- 作者: 三浦俊彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/10/20
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- おもろかった。時間あったらラッセル読も。
- 作者: 今尾恵介
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 単行本
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- 相変わらず今尾節全回。
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/11/07
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「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志,大澤信亮
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/11/10
- メディア: 新書
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- 最近の大塚本の中で一番readable。『民主と愛国』から『限界の思考』を通じて流れている「近現代史の無知・無理解への苛立ち」をこの本も共有している。ちゃんと勉強してから口出せゴルァ、つうことです。もう100%そのとおり。
で、海の向こうの近現代史もご同様に
ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か (historia)
- 作者: 北村暁夫
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2005/11
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我らがディエゴは最初と最後にしか登場しないが、これはマラドーナをダシにしたイタリア・アルゼンチン移民史ではなく、イタリア.アルゼンチンの移民史をバックミュージックに、マラドーナをカーテンコールに蘇らせる本じゃないかと思う。特に、出だしの90年W杯準決勝のマラドーナとスキラッチの話が印象的。そして最後に、
マラドーナには、北・中部イタリアのなかに南イタリアに対して激しい差別意識をもつ人々がいることがよくわかっていた。ナポリの中に、イタリアという国家に対して強いアイデンティティを抱いている人々がそれなりに存在していることもわかっていた。そして、アルゼンチンが、北イタリア―南イタリアという序列のさらに下部に位置する状況に置かれていることもわかっていた。彼はサッカー選手として日常的にプレーをしていく過程で、そうした事柄の本質を直観的に理解していったのであろう。
さらに、マラドーナは、サッカー選手として日常的にプレーすることによって、そうしたイタリアやアルゼンチンの抱えるさまざまな問題を、人々の目にあますところなく伝えていった。もちろん、彼が社会問題を暴露するためにサッカーをしていたはずがない。彼はたんにサッカーが好きだから、勝負に勝ち、ファンを喜ばせ、よい暮らしをし、名声を得たいから、サッカーをしていたにすぎないであろう。だが、彼がプレーをするだけで、彼の意思とはまったく別に、社会の矛盾や問題点があらわになってしまうのである。
それにしても、W杯予選のトルコvsスイス2nd legが見たい! スカパー加入してないけど見たい。CXのダイジェストじゃもの足らん。先日のアジアカップ@中国のブーイング騒動がしょんべん小僧のお遊戯にしか見えないくらい
モ ノ ホ ン の 戦 争
だったらしい。チャカ振り回してる若造と義兄弟を手にかけた鶴田浩二の差か。石原都知事はしょんべん小僧で、安倍晋三はヤクザの三下か。
しょんべん小僧よ、喩える相手が悪くてすまん。