朝日の書評で取り上げられた効果てきめん、大手書店は軒並み在庫切れの再版待ち。で、職場の近くの小さな書店に置いてありました。ポケミスなんて買うのは何年ぶりだろ。
感想は、池上冬樹による朝日の書評にある通りなんだが、前半の数編が特によい。終わりのほうは変にエンタメしてて個人的には△だけど。
日本では、某芥川賞受賞作を、「総合職女性が初めて文学になった」と表現して何ら羞恥心を覚えない輩がまかり通っている。ググったら出てきた出てきた、

  • 女性総合職というデラシネの新しいかたち」
  • 総合職で就職した女性達の現在」

だそうである。

何というか、本当に21世紀なのか今は。

日本文学に、合掌。