草の根ふぁいなんす

またしてもほったらかしで申し訳ない。

グラミン銀行の「中の人」がノーベル賞もらったのがニュースになってます。
カードとか武×士とか×コムとかみたいに、ひたすら広く薄く回すやり方じゃなくても、与信をコミュニティによる拘束力で担保するのがナイス(@村西とおる)ということで、それが国際的に認められるのは素晴らしいことでしょう。
山形氏が書いているように、信仰の力を利用するというのもあるかもしれない。
ほんじゃあ、
http://blog.japan.cnet.com/staff/archives/002845.html
はどうなんだろう。消費者同士が貸し借りする究極のマイクロファイナンスだほにゃほにゃ2.0チックだろどうだーー!っということらしいが。(詳しいことはこのページを読むべし)
まあ、「世の中にはチャンスがあれば金を貸したがっている連中がけっこういるんだ」ということを発見したのが面白いと思います。与信の仕組も、グループ連帯責任とか与信機関のDBをちゃんと利用しているとか、よく考えられているやに見受けられます。ググルでブログサーチを掛けると、これを使うリスクについて未だ喧しいので、本当に上手く回るかどうかはもう少し様子見でしょう。
考えてみれば、無尽とか頼母子講とか、歴史的に人間は「テメエのカネはテメエで何とかする」のが当たり前だったわけだから、先祖返りみたいなものなのかもしれない。誰だ「本質主義者」なんて言ってるのは。

で。講のような相互扶助グループの「強化合宿」先(をい)として有名だった大山に、先週の連休カミさんと下の子を連れて行ってまいりました。関東以外の人には分からんでしょうが、伯耆大山じゃなくて落語の大山(おおやま)の方です。もっと分からんか。

上り2時間、下り1.5時間の登山道。登山靴じゃなくてスニーカーだったのはまずかったが、久しぶりに全身運動しました。
下の子は帰りの電車で座れなくて超ブーイングだったのに、帰宅後ダウンした両親を尻目に完全復活。さすが学校まで30分毎日歩いているだけのことはある。すげえ小2女子。