神聖喜劇ふたたび

前3@ミクシで、先週のNHKETV特集神聖喜劇と大西巨人の特集があったことを知る。
そういうことはもっと大々的に前宣してくれ
朗読とかあったらしい。西島秀俊=東堂太郎。塩見三省=大前田文七。
見てえー。死ぬほど見てえーー。
どうやら西島秀俊は『神聖喜劇』を読んだらしい。それだけでリスペクトするぞ俺は。

初心者の方へ:

漫画6巻やシナリオ本には手を付けないこと。あくまで小説から入りましょう。特にシナリオ本は危険だ。この話を映画化するならよほど映画として自立させないとダメなはずで、シナリオ本は見事なまでに「小説のシナリオへの翻訳」化してしまっている。
あと、途中で各種文献の引用についていけなくなったら遠慮なく飛ばすこと。ストーリーをちゃんと追って最後まで読み通さないと、これがどれだけ「要約を徹底して拒む」「空前絶後な」小説か分かりません。メインストーリーもちゃんとあるし、しちめんどくさい文学理論なんか出てこない。全然難しい小説じゃないのよ。