最近読んだ本
井上荒野『ひどい感じ』(講談社文庫)
藤木久志『天下統一と朝鮮侵略−織田・豊臣政権の実像』(講談社学術文庫)
杉田敦『デモクラシーの論じ方』(ちくま新書)
小林英夫『満鉄調査部−「元祖シンクタンク」の誕生と崩壊』(平凡社新書)
で、ヒットなのはこれ:
- 作者: 石原千秋
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/10/04
- メディア: 新書
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- 作者: 切込隊長・山本一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/10/20
- メディア: 新書
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あと、所々に挿入されている"いかにも出所不明"なグラフが、著者のブログ同様キワモノ感をかもし出しているのもナイスではないかと思います。
ちょっと気になったので追記(2005.10.22)
「俺様国家」としての中国政府を嗤っている芸が見事なわけだが、それは嗤ってる著者自身にも嗤いが返って来ることを著者が知っていることが条件になる。でも、おわり近くにきて国を愛するだの保守主義者だの日本の文化だの。いつか見た風景。どうしてそこに回帰するんだよ。
そもそも、「俺様国家」vs「俺様キングダム」なんだろ。投資家の目線から覗いたらこんな風に見えまんねん、どうでっしゃろヒトツてなハナシじゃなかったのか。芸じゃなくてただのマジか。「アイロニカルであるがゆえにベタ」(北田暁大)だとしたら底が浅くないか。
最後の50ページまでは完璧だと思ったのに。ラストパスもらって思いっきりフカすFWじゃねえか。
サッカーで思い出した。吉田拓郎"人間なんて"のフシで、ガスサポが「J1なんてララーラーララララーラー」って歌ってたのは「ベタであるがゆえのアイロニー」だった。てなことを考えつつ、宮台・北田対談本に臨みたいと思います。
- 作者: 宮台真司,北田暁大
- 出版社/メーカー: 双風舎
- 発売日: 2005/10/22
- メディア: 単行本
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