こっちはOK

相変わらず手堅いっす。
戦争が遺したもの

戦争が遺したもの

先日の「あたりまえを疑う社会学」じゃないけど、インタビュースキルが光る本。編集って「人が悪く」ないとできないんだなあと思わせられる本でもある。もちろんお三方への褒め言葉です。そういう意味では、知の生産よりも編集に光が当たる現代は、逆に編集者受難の時代なんでしょう。「人が悪い」っつうのはある種の才能なわけだし。座談・対談を本にする人は心したほうがいい。
あと、鶴見氏はしきりとヤクザの仁義だの狂気だのを強調してるが、ご本人はきっと絵に描いたようなお坊ちゃんタイプなんじゃないでしょうか。