古本の紹介

あのね。
淮陰生『一月一話』(岩波新書、絶版)がスゲー面白かったと。月刊『図書』の連載を、一話=見開き2ページで新書化したものなんだが、70年代のインテリはこうも違うんかと。連載中に読者から受けた指摘が補注に纏められて巻末に載っているんだが、これがまたスゲーハイレベルだと。いったい70年代の『図書』はどんな奴らが読んどったんだと。つーかこれが絶版になっとるつうのはどういうことか(ry 今ドキのインテリは恥かしくて青ハンカチで顔を拭って(ry

という話を書こうと思ったのですが、本から面白いネタを転記するヒマがございません。鉄板でオモロイから、古本屋行って探して読んでください。ちなみに著者の「淮陰生」は中野好夫だそうです。中野の娘さんが書いた中野の伝記にそう書いてあります。中野好夫はネ申じゃないかと思いますが、娘さんから見た性格はまた違ってたようで、それはそれで興味深かったりします。いやー俺に似てるとこもあるやないかと。俺も「金が稼げんから東大教授辞めるわ」とか言ってみたいze。