football

タッチラインの向こう

えー。毎度お運びを賜りまして。 エー今更アレでございますが。なんですか、デリダなんぞというお方が海の向こうでお亡くなりになったそうで。 この方は、えー、パリさんジェントルマン、じゃなかった、パリ・サンジェルマンというチームのそれは熱狂的なフ…

己の欲するところに従いてその矩を越えず

ちょっともやもやしてるので、生煮えのままだが書く。サッカーと野球を文化比較するのは「罠」だと思う。それやっちゃダメ。 両方をまな板に乗せるなら、純ビジネスな視点とかプレーヤーの肉体機能論とかで論じるのは可。例えば、広瀬一郎氏のブログの8/31や…

イメクラの続き

"野球は、あれはプロではない" 「プロ」の定義だのうるさいことは抜きにして、これは圧倒的に正しい。footballは、受け手が「消費者」に留まること、を受け入れないんだと思う。ファンとサポーターの線引きが難しいのも、 「消費者を超えて踏み出すファン」…

小さなイメクラ

すまんです、またちょっと長いです。NPBやJリーグの経営に関していろいろニュースが出されてますが、当面Jがやることは、チームの強弱(これはおおむね投下資本に比例)以外のファクターで、長く続けられるビジネス形態を模索することのはず。つのだま氏の「…

Football newspaper "EL GOLAZO"

10/8創刊だそうです。http://www.football-ascii.net/

「国民」的スポーツvs「市民」的スポーツ

以下の文章は、既に閉鎖されてしまった「きまぐれ偏拾帖」の2004/7/16の記述から、googleでサルベージしたもの。 最後の段落のところ。そう簡単にプロ野球が「死ぬ」とは思わないし、三木谷は新球団言い出してるし。そもそもこの手の野球とサッカーの対比は…

で、終わったわけだがアジア杯

なんか、今回の騒ぎで目覚めちゃった人がいる。したり顔で中国政府の対応を云々したりナショナリズムがどーたら言ってる連中のことじゃないよ。「外務省はすっこんでろ」「ガチンコブーイング、マンセー!」「国旗焼いたら焼き返したれ」みたい人たちです。…

大石英司の日記帳(8/5付)

ますたろう氏・つのだま氏とメッセージは同じ。ナショナリズムがらみでまた変なことを言い出しそうな(もう言ってるのか?)インテリはほっといて、この線で考えなきゃならんことは多そう。公開日記なら『狂熱〜』の香ばしいコメントをいくらでも貼り付けて…

スポーツにおける"商品"とは何か?

ブーイング

プライベートモードなのに、書いてしまうなあ。 例のアジアカップのブーイング。マナーに反するとか以前に、「サッカーのマナー」とやらをまともに考えたことすらない連中が口出し杉。知ったかぶりして口出して墓穴を掘る、ある意味典型的パターン。おまいら…

マンUの収支

気になってマンチェスターUの収支も見てみる。お見事。で、思うのだが やっぱ儲けた分は自分で自由にできるようにするべき。大リーグの模倣は結局上手く行かない気がする。強者はモチベーションを失うし、弱者は図々しくなる。 そうなると金持ちと貧乏人に分…

うろたえるな

http://tsunodama.s33.xrea.com/mt/archives/000342.html: 何も付け加えることはございません。 スタジアムは、教育にはうってつけだ。 人間の感情の発露に触れるという意味において。そう、性教育の場なんだよ、スタジアムは。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/7844/387436#387436:サッカーとナショナリズム。パークス『狂熱のシーズン』とホッファー『大衆運動』。 フットボールを語りながら、何か違うことを語ろうとする人間には警戒しなければならない。そして、そういう言説…

『狂熱〜』のティフォージの描写は、吉田司『下下戦記』の水俣の若衆宿の描写を思い出させる。善悪の彼岸です。どこを切っても「ワタシ」の輪切りで読書感想文しか書けない某沢木あたりは、ベローナのティフォージで1年間揉んでもらえ。そいでもってルポ書い…

つのだま氏絶賛のティム・パークス『狂熱のシーズン』買って読んでいる。私はJのゴール裏にすら行ったことはないが、こいつらとはどこかで「地続き」なんだなあと思う。出だしの人種差別NGワードを連呼するティフォージの描写なんて実に素晴らしい。ナベツネ…